集まる客層の違い

日本でも近年アメリカ式の格差の拡大が進みつつあるとはいえ、まだまだその昔の一億層中流意識の根強い意識があるように思えます。日本で100円ショップに入って、他の買い物客と自分の階層の違いに違和感を覚えたりすることはまずないでしょう。100円ショップに着飾った奥様風のお客さんがいても決して珍しいことでもありませんし、逆に近付きたくないと思うような風体の人がそうそういるわけでもありません。マンハッタンの場合は、明らかに違います。100%とは言い切れませんが、アッパー・ミドル・クラスより上の人が習慣的にダラー・ストアで買い物をすることはほとんどないと言っても過言ではありません。アメリカ、特にニューヨークは人種のるつぼで、差別意識などあまりないと勘違いしている日本人も多いですが、それは全くの誤りです。アメリカ社会は人種のみならず、富裕層と貧困層のギャップの益々の拡大によって社会的階級間の差別意識も蔓延しています。つまり、決してダラー・ショップには足を踏み入れない階層というのが明らかに存在し、また、ダラー・ショップ専門の顧客層というものあるわけです。

ダラー・ショップと無縁の人々に+1 !


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明るくてかわいい日本の100円ショップ
バブル崩壊後、急速に拡大した日本の100円均一ショップは、最大手の「ダイソー」を筆頭に「セリア」「キャンドゥ」など大手から中小まで枚挙にいとまがない様子で、私も帰国する度にその多さには驚かされます。個人的には「ダイソー」=100円均一ショップとイメージがあったので、最初に「Seria」や「Can Do」の店舗を見た時には100円ショップと気付かず入ってビックリしたものです。明るくかわいい雑貨屋さん
ニューヨークのダラー・ショップは。。。
アメリカにも100円ショップと同様のコンセプトのお店があります。『ダラー・ショップ』とか『99センツ・ショップ』と呼ばれるお店で、やはり全米にお店を展開している大手から地元に根付いた小規模のものまで様々です。さて、その雰囲気はというと、日本の100円ショップとはかなり違います。私の知る限りのマンハッタンにあるダラー・ショップは、どれも先ず入る気のしない雰囲気のお店ばかりです。マンハッタンは、狭い土
集まる客層の違い
日本でも近年アメリカ式の格差の拡大が進みつつあるとはいえ、まだまだその昔の一億層中流意識の根強い意識があるように思えます。日本で100円ショップに入って、他の買い物客と自分の階層の違いに違和感を覚えたりすることはまずないでしょう。100円ショップに着飾った奥様風のお客さんがいても決して珍しいことでもありませんし、逆に近付きたくないと思うような風体の人がそうそういるわけでもありません。マンハッタンの
商品の違い
今時、日本でもアメリカでも自国内で製造された商品を見つけるのが難しいのは同じことです。でも、いわゆる「安かろう悪かろう」(アメリカでは“You get what you pay for”と言いますが、言い得て妙ですよね)の可能性を十分に秘めた100円均一ショップの扱う商品の場合は、同じ中国製でも、日本で売られているものとアメリカで売られているものの品質の違いが微妙に出てきます。双方ともアジアのどこ